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美術雑記帳

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キャラクター

的確な助言が大事である
キャラクターをアートにする場合、ただ可愛いだけでは面白くなくそこに何か欲しい
見ていいなぁーというテーマ性可愛いだけではパターン化する。
素材の固まりを生かしているだけでそれを発展させるテーマ性、変化、色、線とか
感覚的に相対する線を描きそれもシンメトリーではない自分の形を制作する
ただ、無理をすると必ず行き詰る。
遊びの延長でよい一つに止まるコトがよくない内面の変化が新しいく発展する
土台が大切で一つをクリアして自分のモノにする
アートはこの世なかったモノを表現する創造力。

# by 1835-g-onv | 2022-10-22 16:19

抽象

抽象とは何か抽象の定義。作品のどこを削りどこを引き出すのか
大きな課題を含んでいる、どこを引き出して何を表現して何を伝えたのか
明解に表現されてこそ抽象

知識を深めるコトでなく感覚を磨くそうでない人は精神を深める。

# by 1835-g-onv | 2022-10-22 16:00

自分の見かた

古事記、万葉集もその人の気持ちになるまで読む
自分で理解する。自分が素直になればそのように感じられる。

絵画もその作家の気持ちで素直な心で見れば見えてくる。
何をやりたいのか相手の気持ちで見る色、線、なんのために
線を引いたのか色を置いたのか
モノの見かたが違えば人間の心が高まっていけば心で感じるコトも感じかたも違ってくる。
自分の眼で見るコト、自信と才能それに沢山見ることだ。

# by 1835-g-onv | 2022-10-22 15:47

解らないモノ

効率を追い求め続ける
理解しにくいものは排除されていき
世界はこんなにも理不尽で予測できないのに
自分が理解できることだけで周りを固めてそれ以外は
みんな蓋をしてしまう人が多い

自分の理解を超えたものさえも一緒に抱えながら生きていくほうが
人間としてずっと豊かなものではないでしょうか。

アートも同じで解らないものを身近に置くことで
時間の経過とともに理解は深まりゆたかさに繋がる

# by 1835-g-onv | 2022-01-30 18:03

アレキサンダーカルダー

力強く微妙なバランスに重力から解放され赤と黒の楕円形は天井から吊るされ
空気の流れで自由に動く彫刻、デュシャンはモービルと命名

ペンシルヴァニアに生まれ父は彫刻家、母は画家
第一次大戦のパリは得意の一筆書きを生かし針金彫刻をつくり
素材の針金を用いた動く斬新なサーカスはジャンコクトを熱狂させ
パリのカフェは多くの前衛芸術家たちと知り合い小さな蕾は夢に向かって熱く膨らんでいった

アメリカのコネチカットに戻り広葉樹林は豊かにしげり白い教会、大きな川はゆったりと流れ
秋の光を浴びた麦畑は金色に輝き18世紀の農家でカルダーは豊かな創造力で制作に没頭する

客船HFアレクサンダー号ボイラ室の中は重油の匂いとエンジン音は規則正しく響き若いころ
機関士で働くカルダー
ある朝早くガアテマラ沖の静寂な海、巻いたロープの束は心地よい寝台
見渡すかぎり水平線に燃えるような赤い太陽もう一方は月は銀のコインのように沈みカルダーは
霊感を受け天体の運行の不思議に心うたれる

有機的な表現と変化する緊張感にたもたれ調和と均整は詩に舞い
カルダーの色彩はモンドリアンの影響をうけてシンプルに人類初の動くモービルは
世界の眼を楽しませた偉大な彫刻家カルダー

# by 1835-g-onv | 2021-11-30 12:28