美術雑記帳

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生きづらさ 高村薫

生きづらさ
世界がよく見えるようになった短時間で情報が入る。
見るなと言っても見えてしまう。
自分が置かれている情報に埋まってしまい、騒がしく何が正しく
如何したらいいのか何処に進めば楽なのか確信を持って何も分からない。

自分に言い聞かせて生きて納得して行くことが出来ない。
生きづらさかナァー昔なら病気になったら死ぬしかない。
病気になったらいろんな選択筋が用意されている。
病気になった人は自分で迷わなければならない。
今の人は死ぬだけでなく迷わなければならない、生きづらい。
経験した事がない時代、不安。
不確かな只中に立って繁栄が終わって、どうゆう風に生きて行ければ良いの
だろうか仏教と向き合う。
理屈でなく体の中から湧いてくるように思われた。

死の中の経験のモノの中に生きている、眼を写すコトで救われる自分が楽になる。

言葉を紡ぐ命を思い言葉を紡ぐ失って立ちすくむ状態が大事でそれがあるから先に
在る宗教に近づいていける。

縁起(えんぎ)この世の物事は無数の因縁によって生じ滅ぶと云う無限の繰り返し。
          
                                高村薫より

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by 1835-g-onv | 2018-06-02 17:08