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美術雑記帳

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カテゴリ:未分類( 177 )

ネット社会とアート

ネット社会になりまして約22年以上なります。
美術業界もネットがないと仕事ができない環境です。
メール、画像、作品データ保存、文章作り、美術情報等
確かに便利になりました。

ここ10年は芸術と言う言葉は使われなくなり全てアートと言います。
また、芸術家からアーティストに変わり
アートとデザインが同じレベルで見られています。
作品を見る人もどちらかと言えば軽くて重厚でない作品が好まれます。
芸術的な深い精神性とか作品の重厚性はそんなに求められない時代になり
まさしく、ネット社会の影響と思われます。
時代と言えばそうなんですが、言葉が変われば作品内容も変わり
表現者は自然ともっと向き合い学ぶべきです。


by 1835-g-onv | 2019-04-18 12:46

エグジステンシャル

芸術には才能が必要と考えている方が多いでしょうでももっと大切な
なのはエグジステンシャル(実存的)ものごとを心から対峙する構えや
報われないことを恐れない度胸だと思います。

野心と謙虚さを同時に持ち合わせる。

イケムラレイコより


by 1835-g-onv | 2019-02-27 14:26

現代アート

現代アートのよさは作品を購入できる楽しみがある。
価格は1万円からあります。
洋服を買うように、お洒落なレストランで食事をするように
目的を持ってギャラリーに足を運べば作品を見る目も真剣になります。
自分の感覚で気になった作品を決めた予算の中でまず購入する。
その作品を日常生活で楽しむ。それが現代アートを身近に
感じ生活に新鮮な価値観をもたらす。

アートと言う規制概念垣根をとっぱらいアートに慣れるコトが大事です。
慣れることで作品を見る時に身構えなくなる。

by 1835-g-onv | 2019-01-23 11:44

デッサン力

現代アートでもデッサン力がないと結局は続かない。
伝えたいことが描ける力のことを指す。
モンドリアンの面と線の美しさはこの力による。

                宮島達男より

by 1835-g-onv | 2018-11-13 10:10

見る

正解がない問いに主体的に取り組み自分なりに答えを導き出すという行為でもある。
なぜ自分はこの作品が好きなのか
なぜ第一印象でこのように思ったか
モチーフから連想することは何か
作品のどの部分に自分の眼が集中しているか
本当に見るためには「考える」という行動が必要である。

アートの語源はars(アリス)ラテン語で生きる術。
仕事や人生をより豊かなものにするコト。
よりよく生きる術



by 1835-g-onv | 2018-11-12 17:21

面の強さ

日本の作品画面は西洋画に比べて全体的に弱い感じです。
日本民族は曖昧で情緒的ある。日本語は曖昧なのでいろんな意味を想像させる。
なので、俳句とか和歌が確立された。季節感も四季折々で微妙な変化を感じるコトが出来る。
曖昧とは決してマイナスイメージではなく日本人のいい部分も形成されている。

西洋画の強さは言葉はイエス、ノウの世界で理詰めで曖昧なところがない。
もの事をとことん追求して行く思考である。
なので、画面作りもリアリティな強さが表現される。
民族性の違いのようだ。

明治時代に油絵が西洋から取り入られる前は日本画が支流であるために
素材感の違い空間の取れえ方の違いは画面の強さに影響している。



by 1835-g-onv | 2018-11-06 15:32

デッサン

デッサンはものの実在を掴むトレーニングであり。

実体を掴むことによって造形の思想把握する。

人間でいう主食である。
この主食となるものを欠いては視覚を深めることも難しい。

三岸節子より

by 1835-g-onv | 2018-09-24 14:35

ジャコメッティ

ジャコメッティ
事物を自分の見えるままに描き、モノの本質に迫りたいと望んでいた。
存在の実体を促したい。
虚飾を取り去った亊物の本質に迫る
目に見えるままに本質に促したい。

彼らは癒しがたく孤独だ。
それでいて彼らは一体なのである。
はかなく、もろいけれど躍動的に歩く男の力強いエネルギーが感じられる。
どんな時代に制作されたか分から時を超えた作品。
見えるものを見えるとおりに実現すること輪郭を持たず
一停の距離でへだてられ周りを空間に取り囲まれている
存在をどうししてとらえる事ができるか
見えるものを見えるとおり、当たり前のことのように思いますが、、、
同じものを同じ人を見たとしても、その時の状況や自分の受け止め方で
違う印象になることがあります。
逆も然りで、自分の促す方で世界は変わります。

何かを見る時に実は自分と言う人間の内面と向き合っているのかも知れません。
見えるものを見ている自分の眼からも虚構を取り去ろうとしたジャコメッティは
彼は自分の内面と格闘を続けていた。
他に類をみない独自性、存在感にあふれた作品。
何も属さないそのスタイルからは何も縛られない、まさに自由な精神を感じ
取るコトが出来るでしょう。
同時に相手を縛ることがない無垢な心、愛をそこはかと感じます。
ジャコメッティの平面作品にはリアリティーと強さを感じ
作品の表現とは現実性、真実性、本質、迫真性、接得力がある。

























by 1835-g-onv | 2018-07-31 11:38

生きづらさ 高村薫

生きづらさ
世界がよく見えるようになった短時間で情報が入る。
見るなと言っても見えてしまう。
自分が置かれている情報に埋まってしまい、騒がしく何が正しく
如何したらいいのか何処に進めば楽なのか確信を持って何も分からない。

自分に言い聞かせて生きて納得して行くことが出来ない。
生きづらさかナァー昔なら病気になったら死ぬしかない。
病気になったらいろんな選択筋が用意されている。
病気になった人は自分で迷わなければならない。
今の人は死ぬだけでなく迷わなければならない、生きづらい。
経験した事がない時代、不安。
不確かな只中に立って繁栄が終わって、どうゆう風に生きて行ければ良いの
だろうか仏教と向き合う。
理屈でなく体の中から湧いてくるように思われた。

死の中の経験のモノの中に生きている、眼を写すコトで救われる自分が楽になる。

言葉を紡ぐ命を思い言葉を紡ぐ失って立ちすくむ状態が大事でそれがあるから先に
在る宗教に近づいていける。

縁起(えんぎ)この世の物事は無数の因縁によって生じ滅ぶと云う無限の繰り返し。
          
                                高村薫より

by 1835-g-onv | 2018-06-02 17:08

石牟礼道子

 便利な世の中になりすぎて、不便な自分の徳にならないコトは
気が向かわなくなっている。
お医者さんたちも合理的な言葉で合理性がたとえられて非合理性が
情念が馬鹿にされている。
全体がもうちょっと患者さんと一体となり悩むといいと思う。
鎮魂の思いはある。

悩みを無くそうとする方向になっている。
悩んだほうがいい。

誰からも、忘れていない人を思うと云うことが
誰からも、気に掛けてくれると思うから幸せである。
お互いの事を思うコトが忘れられない。
誰からも、忘れられたら一番怖い寂しい。
自分の事を思ってくれる人が傍に居る。
遠くからでもいいと、思ってくれる
それでも、人間の社会は孤独である。

昔より気の病が深くなっている。
本当にやんでいる人はそれを汲み取るのも智慧と情愛
それを、なんとか帰ってこないか人間は絆を求めて生きている。
生身を通じて愛を求めて生きている。

                     石牟礼道子より


by 1835-g-onv | 2018-05-07 17:40