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美術雑記帳

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面の強さ

日本の作品画面は西洋画に比べて全体的に弱い感じです。
日本民族は曖昧で情緒的ある。日本語は曖昧なのでいろんな意味を想像させる。
なので、俳句とか和歌が確立された。季節感も四季折々で微妙な変化を感じるコトが出来る。
曖昧とは決してマイナスイメージではなく日本人のいい部分も形成されている。

西洋画の強さは言葉はイエス、ノウの世界で理詰めで曖昧なところがない。
もの事をとことん追求して行く思考である。
なので、画面作りもリアリティな強さが表現される。
民族性の違いのようだ。

明治時代に油絵が西洋から取り入られる前は日本画が支流であるために
素材感の違い空間の取れえ方の違いは画面の強さに影響している。



# by 1835-g-onv | 2018-11-06 15:32

デッサン

デッサンはものの実在を掴むトレーニングであり。

実体を掴むことによって造形の思想把握する。

人間でいう主食である。
この主食となるものを欠いては視覚を深めることも難しい。

三岸節子より

# by 1835-g-onv | 2018-09-24 14:35

ジャコメッティ

ジャコメッティ
事物を自分の見えるままに描き、モノの本質に迫りたいと望んでいた。
存在の実体を促したい。
虚飾を取り去った亊物の本質に迫る
目に見えるままに本質に促したい。

彼らは癒しがたく孤独だ。
それでいて彼らは一体なのである。
はかなく、もろいけれど躍動的に歩く男の力強いエネルギーが感じられる。
どんな時代に制作されたか分から時を超えた作品。
見えるものを見えるとおりに実現すること輪郭を持たず
一停の距離でへだてられ周りを空間に取り囲まれている
存在をどうししてとらえる事ができるか
見えるものを見えるとおり、当たり前のことのように思いますが、、、
同じものを同じ人を見たとしても、その時の状況や自分の受け止め方で
違う印象になることがあります。
逆も然りで、自分の促す方で世界は変わります。

何かを見る時に実は自分と言う人間の内面と向き合っているのかも知れません。
見えるものを見ている自分の眼からも虚構を取り去ろうとしたジャコメッティは
彼は自分の内面と格闘を続けていた。
他に類をみない独自性、存在感にあふれた作品。
何も属さないそのスタイルからは何も縛られない、まさに自由な精神を感じ
取るコトが出来るでしょう。
同時に相手を縛ることがない無垢な心、愛をそこはかと感じます。
ジャコメッティの平面作品にはリアリティーと強さを感じ
作品の表現とは現実性、真実性、本質、迫真性、接得力がある。

























# by 1835-g-onv | 2018-07-31 11:38

生きづらさ 高村薫

生きづらさ
世界がよく見えるようになった短時間で情報が入る。
見るなと言っても見えてしまう。
自分が置かれている情報に埋まってしまい、騒がしく何が正しく
如何したらいいのか何処に進めば楽なのか確信を持って何も分からない。

自分に言い聞かせて生きて納得して行くことが出来ない。
生きづらさかナァー昔なら病気になったら死ぬしかない。
病気になったらいろんな選択筋が用意されている。
病気になった人は自分で迷わなければならない。
今の人は死ぬだけでなく迷わなければならない、生きづらい。
経験した事がない時代、不安。
不確かな只中に立って繁栄が終わって、どうゆう風に生きて行ければ良いの
だろうか仏教と向き合う。
理屈でなく体の中から湧いてくるように思われた。

死の中の経験のモノの中に生きている、眼を写すコトで救われる自分が楽になる。

言葉を紡ぐ命を思い言葉を紡ぐ失って立ちすくむ状態が大事でそれがあるから先に
在る宗教に近づいていける。

縁起(えんぎ)この世の物事は無数の因縁によって生じ滅ぶと云う無限の繰り返し。
          
                                高村薫より

# by 1835-g-onv | 2018-06-02 17:08

石牟礼道子

 便利な世の中になりすぎて、不便な自分の徳にならないコトは
気が向かわなくなっている。
お医者さんたちも合理的な言葉で合理性がたとえられて非合理性が
情念が馬鹿にされている。
全体がもうちょっと患者さんと一体となり悩むといいと思う。
鎮魂の思いはある。

悩みを無くそうとする方向になっている。
悩んだほうがいい。

誰からも、忘れていない人を思うと云うことが
誰からも、気に掛けてくれると思うから幸せである。
お互いの事を思うコトが忘れられない。
誰からも、忘れられたら一番怖い寂しい。
自分の事を思ってくれる人が傍に居る。
遠くからでもいいと、思ってくれる
それでも、人間の社会は孤独である。

昔より気の病が深くなっている。
本当にやんでいる人はそれを汲み取るのも智慧と情愛
それを、なんとか帰ってこないか人間は絆を求めて生きている。
生身を通じて愛を求めて生きている。

                     石牟礼道子より


# by 1835-g-onv | 2018-05-07 17:40